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ツラナビな日記TuRaNaVi Blog

2015年09月14日

レザークラフト初心者がトランクケースを作ってみる4 フィックス

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さて前回に続きひっそりもっさりと進めています、革トランク制作!

名前もどこかの誰かからぱk・・・命名され!ツラナビ革工房として紹介を進めてまいります。

 

本日は、前回染色した革にフィックスを塗ります。
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ドン

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テーブルの上にあるナウでヤングな液体達は、左から

・バインダー・・・仕上げ剤の下地剤
・トコノール(黒)・・・トコを磨く際に使います。よく、革の製品って端がピカピカしてますよね。あれをするためにトコノールを塗って磨きます。色が黒くなりますが、無色のものもあります。・レザーフィックス・・・これ一本あれば十分!万能仕上げ剤!(汚れ防ぎや色止めの効果があります。

あれ?バインダーってなんだっけ・・・?

まぁ、レザーフィックスを直接塗ってもいいのですが、折角(つい買ってしまった)バインダーがあるので、バインダーから塗っていきます。

ちなみにバインダーはフィックスの割れ防止になるようです。
※今売ってるのフィックス1本でも十分だそうです。ただ、バインダーを塗ってる人は多いようですね。
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カメラ曇っててごめんなさい!写真これしかない!
バインダー後。光沢がありますね。

乾燥に20~30分置いてレザーフィックスを塗ります。

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ピッカピカやで。

次は革と芯材(今回は厚紙)を貼り合わせて、トコノールを塗ります。

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塗ったら磨きます!

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磨くとこのようになります。

他にも貼り合わせのできる部品を貼り合わせていきます。

この時、革の折り返し部分が膨らむことに気づいたので一部を削ります。(革が薄い場合は不要です。)
また、必要であれば革の表にステッチンググルーパーで溝をつくっておきます。正直、後からでよかったなぁって思いました・・・w

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両方に接着剤を塗り、薄くのばします。その後、手につかないくらいまで乾かしてから接着します。
以前までは、接着剤を塗った直後にぺったんしてたのですが、貼り合わせた部分から接着剤がはみ出てきてしまい、色々と悩まされました。
この手法は、以前コスプレ造形を勉強しに行った際のワークショップ内で習いました。経験が・・・いきる!

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接着したら、ガラス板で均一に力をかけて押さえます。
その後、折り返しがしっかりくっつくように、下の画像のような感じで押さえてしばらく放置します。(下の画像は参考画像です。)

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こうなります。

 

 

 

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さて、本日のラスボス登場。

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フタくんです。

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ちなみになんで緑なのかというと・・・説明が長くなるので掻い摘むと自分のミスのせいです。接着剤って怖いね・・・

溝は届く範囲ならステッチンググルーパーでガイドをつけ彫刻刃を使って彫っていきます。専用の道具もあるらしいのですが、手元になかったので丸刃で代用しています。

革の厚さは2mm、厚いほうだとは思うのですが、慎重に彫っていきます。

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途中の写真がないのですが、こんな感じになりました。

削ってる箇所は最大でも1~1.5mmくらいまでにはなっているはずです。
黒いパーツはさっきトコノールで磨いたあれです。

 

縫いのことも考えて間違わないように張り合わせしていこうと思います。
次回は、フタの芯材の張り合わせと底の革を削っていきたいですね。

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